
精密な模様・パターンの印象的なまるで美術品のような実用品、ペルシャ絨毯。シルクが縦糸に使用される場合もあり、光沢を感じられるものもあり宝石のようです。「踏むことのできる美術品」とも呼ばれ、現地イランでも貴重品として取引されています。当店では、現地買い付け品含め200点以上のペルシャ絨毯を扱っています。当店のギャラリーは美術館のような場所になっています。

【現地買付け1点もの・ペルシャ絨毯】カシャーン産手織りペルシャ絨毯 ラグサイズ / 301x205cm
1,078,000円(税込)
308,000円(税込)
約301×205cm(リビングサイズ)厚み約1cm
【現地買付け1点もの・ペルシャ絨毯】タフレッシュ産手織りペルシャ絨毯 玄関マットサイズ / 106x67cm
85,800円(税込)
60,500円(税込)
約106×67cm(玄関マットサイズ)厚み約1cm
【現地買付け1点もの・ペルシャ絨毯】カシャーン産手織りペルシャ絨毯 玄関マットサイズ / 98x70cm
140,800円(税込)
99,000円(税込)
約98×70cm(玄関マットサイズ)厚み約0.8cm
【現地買付け1点もの・ペルシャ絨毯】クルディスタン産手織りペルシャ絨毯 玄関マットサイズ / 106x67cm
85,800円(税込)
60,500円(税込)
約106×67cm(玄関マットサイズ)厚み約0.7cm
【現地買付け1点もの・ペルシャ絨毯】サルーク産手織りペルシャ絨毯 玄関マットサイズ / 75x70cm
106,480円(税込)
74,800円(税込)
約75×70cm(玄関マットサイズ)厚み約1.2cm
【現地買付け1点もの・ペルシャ絨毯】カシャーン産手織りペルシャ絨毯 ラグサイズ / 240x151cm
540,100円(税込)
404,800円(税込)
約240×151cm(リビングサイズ)厚み約0.7cm
【現地買付け1点もの・ペルシャ絨毯】クム産手織りペルシャ絨毯 玄関マットサイズ / 91x60cm
438,900円(税込)
306,900円(税込)
約91×60cm(玄関マットサイズ)厚み約0.6cm
クム産【ハージラヒミHajrahimi工房】手織りペルシャ絨毯 ・玄関サイズ/約120×84cm厚み約0.4cm【現地買い付け一点もの・ペルシャ絨毯】
1,366,200円(税込)
955,900円(税込)
クム産【タバタバイTabatbaei工房】手織りペルシャ絨毯 ・玄関サイズ/約129×80cm厚み約0.4cm【現地買い付け一点もの・ペルシャ絨毯】
1,021,900円(税込)
715,000円(税込)

「踏むことのできる美術品」ペルシャ絨毯は床に敷くだけではなく壁にかけて楽しんでいただけます。季節や気分で絨毯をさっと入れ替える。いつもの壁面に彩りを加えてみるのも面白いものです。



所狭しと家具や雑貨がレイアウトされているので、じっくり一日かけて家具選びをしてみると面白いかもしれません。少し大人な家具やギャッべ(400枚以上)や一枚板(300枚以上)など世界でひとつだけの家具もラインナップ。家具のまちならではの掘り出し物もあるかもしれませんのでお楽しみください。

古来よりペルシャと呼ばれていた現在のイラン周辺で生産され続けている絨毯のことで、ペルシャ芸術を代表する優れた美術工芸品の一つで、その起源は紀元前の古代ペルシアにまでさかのぼることができます。このペルシャ絨毯は床面の敷物だけでなく、壁飾りやテーブルクロスとしても利用されています。その降り方は縦糸にウール以外の素材(シルク、コットンなど)を使用することが多く、とてもしっかりした作りになっています。また、シルクを織り込んだものは光沢がきらびやかなのが特徴的です。

定かではありませんが、遊牧生活において羊毛の敷物が作られたことから始まったとされています。羊毛をフェルトに加工して寝具や敷物にして、平織りのキリムと呼ばれる敷物になりました。こうすると、保温性能が上がり遊牧生活に適したものに変わり、遊牧生活の必需品として使われるようになりました。こうして絨毯は西アジア地域において日差しを遮ったり、夜間の寒さを和らげるものとして広く利用されるようになりました。

2500年以上前の埋葬品がパジリク古墳という遺跡で1949年に見つかりました。このように古くから生産されていたことが分かります。
ペルシャ絨毯が大きく発展したのは西アジアでイスラム教が広まった7世紀以降とされています。イスラム教では偶像崇拝が禁止されていたため、絵画や彫刻が発展しにくい状況でした。その代わりに、絨毯や陶器などの工芸での芸術性が大きく発展しました。

ペルシャの統一王朝サファビー朝ペルシャの時代(1501〜1736)の時代に、栄華が極められました。王様がペルシャ絨毯を愛して使ったことにより、手厚く保護されていました。絨毯の絵柄は素朴なものが以前は主でしたが、豪華な絵柄も多くなってきました。織りや染色も飛躍的に技術革新が行われました。この王朝の後、アフガンの支配下にペルシャが入ることになり、停滞期に入りました。
19世紀後半には、途絶えた生鮮が再開される機運が起こりました。ヨーロッパ市場向けにタブリーズなどの商人がペルシャ絨毯を輸出したことによって活性化されていきました。
1979年にイスラム革命により王制が終わり、革命後はペルシャ絨毯の輸出が規正されましたが、1984年には外貨獲得を目的として再び輸出されるようになりました。その後はイランにとって重要な輸出品目としてペルシャ絨毯が扱われるようになりました。

とても歴史は古く、安土桃山時代にシルクロードと中国を経由して日本に入ったようです。豪商たちは舶来品として求めました。豊臣秀吉も魅了されて陣羽織としてペルシャ絨毯を身にまとったようです。京都の祇園祭では山鉾に絨毯が飾られた物もあります。それは17世紀頃に伝えられたものです。

聖地の一つとして有名な地です。高級ペルシャ絨毯の代名詞で、メダリオンデザインが綿密な織りが特徴です。色彩が鮮やかで、毛足が短く詰まっていて、軽めで移動しやすいです。

経済、商業の中心地であったのがタブリーズです。上質でウールやシルク・ウール素材を使った頑丈で耐久性が高い絨毯の産地です。デザインが特徴的なのはマヒ柄、フラワー柄、女神。ほかには花瓶、花かご、馬などの動物など。

タブリーズと並んで高級ペルシャ絨毯の産地です。シルクの地糸にウールで密に織られていて、草木染めの青や赤などが主な色です。伝統的ながらが特徴で、曲線が多用されています。イラン中部の標高が高い(1600m) 地域です。

イスファハンの当方の地がナインです。古典的なデザインが中心で、高い品質のウール素材で密な絨毯の産地です。ベージュやブルーが基調で気品が高いものが生産されています。